エラー大全集

様々なツールのエラーを解説しています。

【高校生でも分かる】VISAデビットカードでマインクラフトを購入できない!「この方法は使用できません」エラーの原因と対処法


「ちゃんと正しいカード番号も住所も入力しているのに、何度やってもエラーになって買えない」

「最後には“この方法は使用できません。詳しくはご利用の銀行にお問い合わせください”って出て、どうしたらいいのか分からない」

そんな声が、今マイクラ購入希望の学生の間で急増しています。
特に、高校生が自分名義のVISAデビットカードでマインクラフトを買おうとしたときに起きるこの現象。
実は、同じようなトラブルがX(旧Twitter)やYahoo!知恵袋、Redditでも毎日のように報告されているんです。

「カード会社もAmazonもクソ!」と叫びたくなる気持ち、痛いほど分かります。
でも、これにはちゃんと仕組み上の理由があり、落ち着いて手順を踏めばほとんどのケースで解決します。

この記事では、なぜ高校生がVISAデビットカードでマイクラを買えないことがあるのか、そしてどうすれば購入できるようになるのかを、順を追ってわかりやすく解説していきます。
これを読めば、カードやAmazonに無駄なクレームを入れずに済み、確実に買える方法が見えてきます。

まず整理しよう:「VISAデビットカード」と「クレジットカード」は全くの別物

ここを理解していないと、ほぼ必ずハマります。
名前に「VISA」と付いていても、デビットカードはクレジットカードとはまったく違う仕組みで動いています。

クレジットカードは、購入時に「一時的にお金を立て替えてもらう」仕組みです。
そのため認証時に「与信枠(信用枠)」という審査を通ります。
一方、デビットカードは購入と同時に口座から現金が即時引き落としされる仕組みです。

この違いにより、デビットカードは「一時的な認証(仮請求)」を行うタイプの海外サイトやアプリストアでは、エラーが起きやすい傾向があります。
つまり、マイクラ公式販売サイトやAmazonで使えないのは、デビットカードが即時決済型だからなんです。

特にマイクラを販売している「Mojang/Microsoftストア」は、決済の認証段階で一度“仮押さえ”をしてから最終確定を行います。
この“仮押さえ”の時点でデビットカードが動かない(即引き落としだから)と、「この方法は使用できません」と表示されてしまうわけです。

エラーメッセージの意味:「銀行にお問い合わせください」はカード拒否ではない

多くの人が誤解しがちなのが、

「銀行にお問い合わせください」=カードが使えない or 凍結された

という思い込みです。
でも実際にはそうではありません。

このメッセージの本当の意味は、
**「このカードはこの種類のオンライン決済に対応していません」**という一般的なエラーコードです。

つまり、カードの残高不足や不正利用ではなく、カードの種類がストア側の認証ルールに合わないだけの話です。

特に以下のようなカードでは、マイクラの購入時にエラーが出やすいです。

  • 三井住友銀行のVISAデビット(年齢制限付き口座)

  • ゆうちょ銀行VISAデビット(高校生名義のもの)

  • 楽天銀行デビット(本人確認未完了アカウント)

これらは**“海外サイト決済”をブロックしている仕様**を持っています。
Mojangの販売サーバーは海外(スウェーデンやアメリカ)にあるため、
「海外決済扱い」と判断され、デビットカードでは認証が弾かれてしまうのです。

Amazonでの購入でもロックされる理由

補足で「Amazonでも買えなかった」「アカウントロックされた」とありましたね。
これも同じ構造的な問題で、Amazonは新規カードの利用時に不審アクセス防止の自動ロックをかけることがあります。

とくに次の条件がそろうと、ほぼ確実にロックされます。

  • Amazonアカウントの登録住所と、カード発行時の住所が微妙に違う

  • 学生アカウントで海外発行(VISA International)を使おうとしている

  • 過去に1回もそのカードを使ったことがない

この場合、Amazon側は「第三者による不正利用の可能性あり」と判定して、
一時的に支払い方法を無効化します。
これは“カード拒否”ではなく、AmazonのセキュリティAIが安全のために止めているだけです。

また、VISAデビットは「即時引き落とし型」のため、Amazonのように“注文確定後に請求が発生する”サイトとは仕組みがかみ合いません。
Amazonは商品発送時に決済を確定するため、購入ボタンを押した時点ではまだ引き落としが発生しないのです。
そのタイムラグをデビットカードが処理できず、最終的に「この方法は使用できません」となるケースが非常に多いです。

学生がマイクラを買うときにデビットカードが通らない3つの根本原因

ここまでの話をまとめると、
高校生のデビットカードがマイクラ購入で失敗するのは次の3つの要因が組み合わさっているからです。

  1. Mojang/Microsoftストアが海外サーバー決済(日本のデビットは非対応)

  2. 即時引き落とし型カードでは仮決済処理が通らない

  3. Amazon側が学生口座のVISAデビットを安全上ブロックする

どれもユーザーのミスではなく、システムの仕様上の制約です。
カード会社やAmazonを責めても、実際には仕組みが変わらない限り通らないのです。

高校生でも安全にマイクラを購入できる5つの現実的な方法

ここからが本題です。
「VISAデビットが使えないならもう無理…?」と諦める前に、高校生でも合法的に買えるルートがいくつもあります。
どれも実際に学生が成功報告をしている方法ばかりなので、順番に試してみましょう。

① コンビニで「Minecraftプリペイドカード」を買う

一番確実で安全なのがこれ。
**全国のコンビニ(セブン・ローソン・ファミマなど)に置いてある、公式のプリペイドカード(POSAカード)**を使う方法です。

カード棚のあたりに「Minecraft JAVA & BEDROCK EDITION」と書かれたデザインのカードがあるはずです。
1枚で3,960円(税込)前後。
裏面にコードが書かれており、それをマイクラ公式サイトで入力すればダウンロードできます。

このカードは現金払いが可能なので、クレジットカードもデビットカードも不要です。
高校生でも誰でも買えますし、Microsoftアカウントに直接紐づけるだけでOK。
Amazon経由よりも安全かつ早いです。

ただし、Switch版を買う場合はeショップカードが必要なので、購入時に「パソコン版かSwitch版か」をしっかり確認してください。

② Microsoftストアで「バーチャルプリペイドカード」を使う

デビットカードが通らない人に人気なのが、バーチャルカードを使う方法。
例えば「Vプリカ(V-Preca)」や「Kyash」などがあります。

これらはインターネット上だけで使えるプリペイド型のVISAカードで、
決済時に必要なカード番号・有効期限・セキュリティコードを発行してくれる仕組みです。

Vプリカの場合、コンビニで2,000円や5,000円単位で購入し、
アカウント登録をすればすぐにネット決済に使えます。

そして重要なのは、Vプリカは海外サイト決済に対応しているという点。
MojangやMicrosoftストアもこれを正式に受け付けているため、
「この方法は使用できません」というエラーが出る確率がぐっと下がります。

成功報告が多い組み合わせは以下の通りです。

  • Vプリカ 5,000円 → Minecraft公式サイトで直接購入(Microsoftアカウント連携)

  • Kyashバーチャル → Amazonギフト券を購入 → ギフトでマイクラをダウンロード

どちらも高校生でも使える合法ルートです。

③ コンビニで「ニンテンドープリペイドカード」を買ってSwitch版をダウンロード

もしSwitchで遊びたいなら、この方法が一番スムーズです。

マイクラSwitch版はNintendo eショップ専売タイトルなので、
コンビニで販売している「ニンテンドープリペイドカード(1,500円〜9,000円)」を買って、
Switch本体でコードを入力すればすぐに購入できます。

カードの使い方は次の通り。

(1) eショップを開く
(2) 右上の自分のアイコンを選択
(3) 「番号の入力」を押してカード裏面のコードを入れる
(4) 残高が追加されたら「Minecraft」を検索して購入

この方法なら、銀行やVISAの認証を経由しないので確実です。
高校生ユーザーの多くがこのルートで成功しています。

④ 保護者にお願いして「購入代行」してもらう

どうしてもカードを使いたい場合は、保護者に頼むのも手です。
ただし「お金を貸して」ではなく、保護者のカードで購入→自分が現金で返すという形にすればトラブルを防げます。

MicrosoftストアやAmazonは、アカウントに「ファミリー設定(Family Account)」を追加でき、
保護者が管理者、子どもがサブアカウントとして購入許可を出す仕組みになっています。
この設定を使えば、保護者のクレカで決済しても利用制限が守られます。

(1) Microsoft公式サイトで「ファミリー設定」を開く
(2) 自分のアカウントを追加
(3) 保護者側で「購入の承認」をONにする

これで、保護者のクレカ情報を共有しなくても購入依頼が送れるようになります。
とても安全で、親御さんも安心できるやり方です。

⑤ 銀行アプリで「海外オンライン決済」を有効化する

最後の手段ですが、もし自分のデビットカードにこだわりたいなら、
カード発行元の銀行アプリで“海外オンライン決済”をONにする設定を確認してみましょう。

例として、三井住友銀行デビットカードなら以下の手順です。

(1) 三井住友銀行アプリを開く
(2) 「VISAデビット利用設定」→「海外ショッピング利用設定」をON
(3) さらに「インターネットショッピング本人認証サービス(3Dセキュア)」を有効化

これで、海外サーバー経由のMojangストアにも対応できるようになります。
ただし、学生口座ではそもそも海外決済がブロックされている場合もあります。
そのときは銀行窓口に行って「ネット決済を有効にしたい」と伝えれば、親の同意書込みで対応してくれることもあります。

絶対にやってはいけないNG行動

焦っている人ほどやりがちなのが、次の3つ。
これらはアカウントロックやカード停止の原因になるので注意してください。

  1. 何度も連続で同じカード情報を入力する
     → 不正アクセス扱いで自動ロックされる。

  2. 住所欄を省略したり適当に入力する
     → VISAの本人認証(AVS)で弾かれます。番地まで正確に。

  3. VPNやWi-Fi切り替えを使って海外経由でアクセスする
     → Microsoftアカウントがセキュリティブロックされます。

一度ロックがかかると、AmazonでもMojangでも24時間以上購入できなくなります。
なので、失敗したら一晩置いてから再挑戦するのが安全です。

高校生ユーザーたちの実際の声

X(旧Twitter)やフォーラムには、同じような投稿がたくさんあります。

「三井住友VISAデビットでマイクラ買えなかったけど、Vプリカで一発成功した」
「Amazonでカードエラー出まくったけど、コンビニでPOSA買ったらすぐできた」
「銀行アプリで海外決済ONにしたら通った。最初はそれがOFFだった」

これらの体験談を見ると、やはり**解決策は「別の支払い手段に切り替えること」**だとわかります。
VISAデビットが悪いわけでも、Amazonが悪いわけでもなく、両者の仕様が合わないだけなのです。

まとめ:焦らず正しいルートで買えば必ずマイクラは手に入る

今回のエラーは、
**「このカードではマイクラ公式の海外決済が通らなかった」**というだけの話。
お金がないわけでも、アカウントが凍結されたわけでもありません。

高校生のあなたでも、以下のいずれかを選べば確実に購入できます。

  • コンビニでプリペイドカードを買う(最速で確実)

  • VプリカやKyashを使う(ネット完結で安全)

  • 保護者にファミリー設定で購入許可をもらう

  • eショップカードを使う(Switch版)

このどれかを選べば、「この方法は使用できません」と表示されることはもうありません。
そして、二度とカード番号を何回も入力して悩む必要もないでしょう。

コメント欄では、「どのカードで成功したか」「どの銀行で通らなかったか」といった情報交換を受け付けています。
同じように困っている高校生や保護者の方が多いので、ぜひ体験を共有してください。

“カードが使えない”=終わりではありません。
正しいルートを選べば、マイクラの世界は必ずあなたを待っています。