
OutlookとTeamsが起動しない不具合、ARM版Windows11で発生中:KB5121003・KB5121000以降の影響と回避策
Microsoft TeamsやOutlookが起動しない、または予期せず終了する不具合が、ARM CPU環境のWindows11で確認されています。影響があるのは、Surface Pro 11やSurface Laptop 7などのARM CPU環境で、2026年8月12日以降に配信されたWindows Updateをインストールした利用者です。Outlook (classic)やWord、Excelなどは影響を受けないとされており、現時点で影響が確認されているのはTeamsとOutlookのみです。
ARM CPU環境のWindows11でOutlookとTeamsに不具合
2026年9月3日時点で、ARM CPU環境におけるWindows11において、一部のアプリが起動しない、または予期せず終了する不具合が案内されています。対象として挙げられているのはMicrosoft TeamsおよびOutlookです。
今回の不具合で重要なのは、すべてのWindows11環境で発生する問題として案内されているわけではない点です。発生環境はARM CPU環境のWindows11とされており、具体例としてSurface Pro 11やSurface Laptop 7が挙げられています。
そのため、OutlookやTeamsが突然開かなくなった場合でも、まず確認すべきなのは使用しているPCがARM CPU環境かどうか、そして対象の更新プログラムをインストールしているかどうかです。一般的なアプリの破損やアカウント設定の問題と決めつける前に、Windows Updateの適用状況を確認することが重要です。
影響を受けるアプリと受けないアプリ
入力情報で影響が確認されているのは、Microsoft TeamsとOutlookです。一方で、Outlook (classic)やWord、Excelなど、その他のアプリケーションはこの不具合の影響を受けないとされています。
特にOutlookについては、Outlook (classic)が影響を受けないと明記されている点が実用上の判断材料になります。業務や学校でOutlookを使っている場合、現在使っているOutlookがどの種類なのかを確認することで、原因の切り分けがしやすくなります。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生日の目安 | 2026年8月12日以降に配信されたWindows Update後 |
| 対象環境 | ARM CPU環境のWindows11 |
| 例として挙げられたPC | Surface Pro 11、Surface Laptop 7 |
| 影響が確認されているアプリ | Microsoft Teams、Outlook |
| 影響を受けないとされるアプリ | Outlook (classic)、Word、Excelなど |
| 回避策 | Auto Super Resolution Packageのバージョン1.0.19.0以降をMicrosoft Storeからインストール |
| 復旧見通し | 今後のWindows Updateで修正予定 |
対象OSと更新プログラム
今回の不具合を確認するうえで、対象OSと更新プログラムの組み合わせは非常に重要です。案内されている対象は、Windows11 25H2、Windows11 24H2、Windows11 26H1です。
Windows11 25H2およびWindows11 24H2では、KB5120998とKB5121003が不具合を内包する更新プログラムとして挙げられています。KB5120998は2026年8月28日のプレビューリリース、KB5121003は2026年8月12日のセキュリティ更新プログラムです。
Windows11 26H1では、KB5120996とKB5121000が挙げられています。KB5120996は2026年8月28日のプレビューリリース、KB5121000は2026年8月12日のセキュリティ更新プログラムです。
OutlookやTeamsの起動トラブルが発生している場合は、単にアプリを再起動するだけでなく、これらの更新プログラムがインストールされているかを確認することで、今回の既知の不具合に該当する可能性を判断できます。
どのような症状が出るのか
確認されている症状は、Microsoft TeamsおよびOutlookが起動しない、または予期せず終了するというものです。
「起動しない」という症状は、アプリを開こうとしても正常に立ち上がらない状態を指します。また、「予期せず終了する」という症状は、いったん起動しても途中で終了してしまう状態として受け止めるのが自然です。
ただし、入力情報では具体的なエラーメッセージやエラーコードは示されていません。そのため、特定のエラーコードが表示されるかどうかで判断するよりも、対象環境、更新プログラム、影響アプリの3点を合わせて確認することが重要です。
まず確認したいポイント
今回の不具合に該当するかを判断するには、次の順番で確認すると無駄が少なくなります。
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使用しているPCがARM CPU環境のWindows11か確認する。
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Surface Pro 11やSurface Laptop 7など、対象例に近い環境か確認する。
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Windows11 25H2、Windows11 24H2、Windows11 26H1のいずれかを使用しているか確認する。
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KB5120998、KB5121003、KB5120996、KB5121000のいずれかがインストールされているか確認する。
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起動しない、または予期せず終了するアプリがMicrosoft TeamsまたはOutlookか確認する。
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Outlook (classic)、Word、Excelなどにも同じ症状が出ているか確認する。
ここで、Outlook (classic)やWord、Excelに問題が出ていない一方でTeamsやOutlookだけが不安定な場合は、今回の不具合に該当する可能性を考えやすくなります。
Microsoft Storeから行う回避策
この不具合が発生して困っている場合、案内されている回避策はMicrosoft StoreからAuto Super Resolution Packageを更新する方法です。ポイントは、Auto Super Resolution Packageの最新アップデート、具体的にはバージョン1.0.19.0以降をインストールすることです。
操作手順は次の通りです。
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Microsoft Storeを開く。
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「ダウンロード」を開く。
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「更新プログラムの確認」を選択する。
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Auto Super Resolution Packageの最新アップデートをインストールする。
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バージョン1.0.19.0以降が適用されていることを確認する。
Microsoftによると、この対応で本不具合の発生を回避できるとされています。OutlookやTeamsの再インストールに進む前に、まずはこのMicrosoft Store経由の更新を確認するのが実用的です。
アプリの再インストールより先に確認すべき理由
OutlookやTeamsが起動しない場合、利用者はアプリの再インストール、アカウントの再設定、PCの初期化といった対応を考えがちです。しかし、今回の入力情報では、原因としてWindows Update後の既知の不具合が示されています。
そのため、いきなりアプリ側を大きく変更するよりも、対象更新プログラムの有無とAuto Super Resolution Packageの更新状況を確認するほうが、問題の切り分けとしては安全です。
特に業務用PCでは、TeamsやOutlookにアカウント、予定表、通知、会議参加などが関係していることがあります。不要な再設定を行うと、別の手間が増える可能性があります。まずは案内されている回避策を試し、改善の有無を確認する流れが現実的です。
仕事や学校への影響
今回の不具合で影響が大きいのは、ARM CPU環境のWindows11でMicrosoft TeamsやOutlookを日常的に使っている利用者です。
Teamsが起動しない場合、会議参加、チャット確認、通話、通知確認に支障が出る可能性があります。Outlookが起動しない場合は、メール確認や予定確認に影響が出る可能性があります。
一方で、Outlook (classic)やWord、Excelなどは影響を受けないとされているため、すべてのOffice系アプリが使えなくなる問題として扱うのは正確ではありません。影響範囲を広く見積もりすぎず、TeamsとOutlookに絞って確認することが大切です。
復旧状況と今後の見通し
現時点では、Microsoftがこの不具合の解決に取り組んでおり、今後のWindows Updateで修正を予定しているとされています。
つまり、恒久的な修正は今後のWindows Updateで提供される見込みです。ただし、入力情報の範囲では、修正が含まれる具体的な更新プログラム名や配信日は示されていません。そのため、現時点で実施できる対処としては、Microsoft StoreからAuto Super Resolution Packageのバージョン1.0.19.0以降をインストールすることが中心になります。
不具合が発生している環境では、Windows Updateの修正を待つだけでなく、案内されている回避策を適用したうえで、TeamsとOutlookの起動状況を確認するのが現実的です。
注意したい判断ミス
今回の不具合では、対象環境がARM CPU環境のWindows11に限定されています。そのため、通常のWindows11環境でOutlookやTeamsに問題が出ている場合、それが同じ原因とは限りません。
また、Outlook (classic)は影響を受けないとされているため、Outlookという名前だけで一括りに判断しないことも重要です。利用しているアプリがOutlookなのか、Outlook (classic)なのかを確認することで、不要な対応を避けられます。
さらに、エラーコードが入力情報に示されていないため、「特定のエラーコードが出ないから該当しない」と判断するのも早計です。今回の確認軸は、ARM CPU環境、Windows11のバージョン、対象更新プログラム、TeamsまたはOutlookの起動不良という組み合わせです。
FAQ
Outlook (classic)も起動しなくなるのか
入力情報では、Outlook (classic)はこの不具合の影響を受けないとされています。影響が確認されているのはTeamsとOutlookのみです。
WordやExcelにも影響はあるのか
Word、Excelなど、その他のアプリケーションはこの不具合の影響を受けないとされています。TeamsやOutlookだけで症状が出ている場合は、今回の不具合に該当する可能性を確認する価値があります。
対象の更新プログラムはどれか
Windows11 25H2およびWindows11 24H2では、KB5120998とKB5121003が挙げられています。Windows11 26H1では、KB5120996とKB5121000が挙げられています。
すぐにできる回避策はあるのか
Microsoft Storeを開き、「ダウンロード」から「更新プログラムの確認」を選択し、Auto Super Resolution Packageのバージョン1.0.19.0以降をインストールする方法が案内されています。
修正はいつ提供されるのか
Microsoftは本不具合の解決に取り組んでおり、今後のWindows Updateで修正を予定しているとされています。ただし、入力情報では具体的な修正日や更新プログラム名は確認できません。
まとめ
Microsoft TeamsやOutlookが起動しない、または予期せず終了する不具合は、ARM CPU環境のWindows11で確認されています。発生の目安は2026年8月12日以降に配信されたWindows Updateのインストール後で、対象としてWindows11 25H2、Windows11 24H2、Windows11 26H1と、KB5120998、KB5121003、KB5120996、KB5121000が挙げられています。
影響が確認されているのはMicrosoft TeamsとOutlookで、Outlook (classic)、Word、Excelなどは影響を受けないとされています。該当する環境で症状が出ている場合は、Microsoft StoreからAuto Super Resolution Packageのバージョン1.0.19.0以降をインストールし、改善するか確認することが重要です。
恒久的な修正は今後のWindows Updateで予定されていますが、現時点で実際に取れる対応としては、対象環境と更新プログラムの確認、そしてMicrosoft Store経由でのAuto Super Resolution Package更新が最優先となります。